【ネタバレ】STALKER シーズン1#1

#1『歪んだ欲望』

電話が鳴る。
おかえり、と、電話の相手。
もうかけてこないで!とケイト。
だが、目の前に仮面をつけた男。

まるでクラウンのよう。

ケイトは全力で逃げる。
男はガソリンをかける。
荷物を捨てて逃げるケイトは車までたどり着く。だが、鍵がない。
男の手にそれがあることを見たケイト。

絶望的な中で、サイドブレーキを解除するも、火をつけられる。車は坂の下で止まり、火も一段落。これで助かるかも、と思う。大爆発するまでは。

ジャック・ラーセン。
意味ありげに女性を盗撮し、TAUに転属してくるところから、物語りはスタート。

ケイトのケースを捜査するチーム。

不倫相手。
ジムで出会った、〈ただの〉友人。

誰も彼もが怪しい。

そんな時、またも女性が襲われる。
エレベーターでガソリンをかけられるも、なんとか突き飛ばし、助けを求めることができた。

彼女はケイトの家の契約を引き継いで住んでいた。それを仲介したのはジムのトレーナー。また容疑者が増える。

彼女の家を調べるラーセン。そして見つける屋根裏部屋。

This is secret viewing room.

指紋と精液がたくさん見つかる。そこから、不倫相手のラリーを拘束。だが、ラリーのノートパソコンから見つかった映像からは、共犯者がいることもわかる。

そう、共犯者はジムのトレーナー、カート。

殺しそびれた女性が家に戻った時に拉致。警官が家の中を捜索したが、まさか、床から現れるとは思わないわな。

異常者と対峙するには、理性を保った異常者が必要なのかもしれない。いや、それも所詮は異常者で、正常者からみれば、一緒なのかもしれない。

犯人は犯罪の原点であるジムへ。
結局、ラーセンに撃たれて死亡。

はい、そこまで。

さて、事件は終わって、ジャック・ラーセンが家に帰ると女性に待ち伏せされていた。彼女は、ラーセンの元妻、アマンダ。

そう。

ラーセンはアマンダを追ってこの街に来たのだった。うん。十分にストーキングです。ありがとうございました。

I wanna change.

と、ラーセン。
だが、そんな言葉を信用しない元妻。

なんか、ディラン・マクダーモットって、DARK BLUEでも、HOSTAGESでも寂しい役柄だねぇ。けど、たまに見せる激しいパッションが良い。


肝心のSTALKER。
少し練り切れていないのかな。たぶん、気分悪い事件に対して、結論が簡単すぎて、スカッとしないんだ。勧善懲悪にするならNCIS、現実感を持って描き切るならL&Oくらいに割り切らないと、ちょっと不完全燃焼気味になる。

サイドストーリーは興味湧くのに残念だなあ。